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桜ちりなばパート2
飛べ!!たんぽぽの綿毛たち!!

at 全労済ホール スペース・ゼロ

 昨年上演された「桜ちりなば」の続編。と思ってたのですが、主演が三原じゅん子さんであるということを除くと別物のお話でした。高畠華澄ちゃんが出てたり、麻恵ちゃんが三原さんの妹だったりといった共通点もありはしますが。舞台となるのが塾とあって、子役の出演が多く、初日の客席にはその学友らしき子供たちがかなり見受けられました。

 下町の書店兼塾で、女の子が万引き。その子が逃げ出して車に撥ねられたことから、塾は閉鎖の危機に立たされるが、そこに家出していた塾長の長女が戻ってきて、経営を助けることに…というストーリー。万引きした子が撥ねられて、という発端は時事ネタですね。塾長が杉義一さん。すげー久しぶりに見たよ。まあ、自分が最初に思い浮かべたのは横浜ボスとかですけどね。誰も知らんか。三原じゅん子さんに頼まれての特別出演と言ってましたが、さすがにベテランというか、まだまだ声も通るし味ありました。
その娘で、塾を切り盛りしてる三枝由美というのが麻恵ちゃんの役。「先生」と呼ばれてるけど事務方っぽい。ポニテにエプロン。いやいや、素晴らしいですね。それはさておき、コメディパート含め、過度にエキセントリックだったり、デフォルメされた演技は少なく、しっかりと地力を観られたという気がします。派手なシーンこそないけど、ヒロイン的というか、マドンナ的というか、そんなポジションで出番も多く、なかなか良い役だったと思います。
 前回は、三原じゅん子と高畠華澄の親子関係がはっきりと中心に据えられてて、脇キャラのエピソードが次々展開されてもその点は動きませんでしたが、今回はやや衆に埋もれてた感ありで、(華澄ちゃんの役はあくまで生徒の1人だし)二人のストーリーの牽引役としての比重は軽くなってましたかね。とはいえ、キーパーソンには違いなく、2日目、三原じゅん子さんでなく代役の方が出演してた舞台では相当印象が変わってました。授業のシーンは、講師役の人の頑張りもあって、ユーモラスで良かった。やっぱり授業は脱線上等ですよ。生徒も騒々しいけど反応が良くて、いいクラスですよ、これ。つーか彦左衛門先生はマジでいいね。個人的に共感できるわ。
 セリフの細かいとこ変わってたり、というアドリブは多々ありましたが、自分が気づいた範囲では、大胆なアドリブはそんなになかったです。楽日には三原さんなんか結構遊んでましたが。あと、楽日には終演後にコアラ氏が登場してました。今回は出演してなかったんですが、前回の時のネタを披露。放置されてましたけどね。

 三原じゅん子のキャラクターがより強烈に打ち出されてのは前作のほうですが、今作のほうが湿っぽい浪花節が控え目で、好きな雰囲気でした。個人的に舞台設定がツボだったってのも大きいです。終演後の高畠華澄嬢の弁によると、パート3、パート4と続けていきたいということなんで、ホントに長期シリーズになるんなら麻恵ちゃんもレギュラーとして定着してくれると嬉しいですね。
 で、次回公演は9月に「三銃士」だそうな。原作大好きなんですけど、なーんかドレス姿とか見たらちょりわんたんミュージカル連想してしまいそうだな。どうしたもんだか。

(ストーリーとかは気が向いたら書き足します。)

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