topprofile actress unit gravure event |  BBS LaLa♪Lu |

ひとり芝居ナイト

at 渋谷 TAKE OFF 7

 女優としての麻恵ちゃんを久々に生で見られるとあって、かなり期待して出向きました。
 このひとり芝居ナイト、大体年4回ペースでやってるそうです。私は初見だったのですが、約2時間程度の間に12本演るとあって、一つ一つはコンパクト。サクサク進むので飽きませんでしたが、一つ終演→束の間暗転→おもむろに次が始まるといった段取りのため、拍手のタイミングを逸してばかりでした。プラグラムはこう。

1 ・「アルバイト」                     油布辰樹
2 ・「かけら」                        SOMA
3 ・「マスク・ド・グルメ」                  マスク・ド・グルメ
4 ・「帰り道」                        胡舟ヒフミ
5 ・「あたった!?」                      森下創
6 ・「犬に眉毛を描くべからず」             稲元あかね
7 ・「ペコちゃん」                      ペコちゃん     
8 ・「ドキドキ☆LOVEデート」               米田和正
9 ・「二〇九号室の患者」                大塚麻恵
10・「サイコ・ムーン」                    SOMA
11・「改造人間2002」                   今福健司
12・「町医者の憂鬱」                   油布辰樹

 いつもはどうか知りませんが、今回はコメディ系の演目が多目で、その中では6、7、11あたりが自分としては面白かった。SOMAさんって方がこれの主催だそうで流石に上手いなあという印象。後、1の「アルバイト」は男色趣味の画家がモデルに言い寄るって話なんですが、座ってた位置のせいか、目線が常に合ってるように感じられ、何とも言えない気分になりましたです。「シャツのボタン外してみて」とか言われても…。(笑)

 さて、麻恵ちゃんの芝居、「二〇九号室の患者」。公式の日記でちょっと触れられてた衣装ですが、寝巻とかのメーカーって話の通り、白いネグリジェでした。洋画とかでハイソな奥様とかが着てそうなエレガントなヤツです。で、まあ入院患者ってことなんですが、基本的には椅子に座っての独白形式で進行します。以下ストーリー。


 交通事故で生き残った女性。一命は取りとめたものの、顔に酷い傷を負い、記憶も失ってしまう。
こちらは死亡した同乗者の男性の妻「ソノコ」であろうと判断され、本人も最初はそれを受け入れているが、夫に愛されていたらしい「サナカ」と言う女性の名前にも強く記憶を揺さぶられる。
自分は果たしてソノコなのかサナカなのか。指紋も火傷で損傷甚だしく、自分の記憶をなんとか手繰るより他、途はない。更に追い討ちをかける記憶の断片。
雑木林に殺した女を埋めるイメージ。自分はソノコなのかサナカなのか?そして殺されたのはどちらなのか?精神的に追い詰められ、耐えきれなくなった女性は、警察に訴え出て、雑木林を掘り返してもらう。これで全てハッキリする…。そして死体は見つかった、だが。
 その死体は全く別の女性だった。それは死亡した男性のかつての浮気相手のものらしいと判明。だが彼女は「サナカ」ではなかった。「サナカ」とは一体何者なのか?そして自分は何者なのか?そしてついに甦る記憶。彼女は「ソノコ」であり「サナカ」でもあった。夫は浮気を反省し、別れようとしたのだが、浮気相手のストーカー行為に悩まされることになった。重苦しい日々の中で、夫と自分を救うため産み出された別人格が「サナカ」だったのだ。貞淑な妻というに過ぎない「ソノコ」と異なり、「サナカ」は火遊びに走らざるを得なかった夫の心をなぐさめることが出来たのだ。
だが、打ち続く執拗なストーカー行為に、ついに夫婦は元浮気相手の殺害を決意する。そして死体を雑木林に埋めた帰り道に、交通事故にあったのだ。事故現場で夫に叫び寄ろうとするソノコ=サナカ…。


てな感じです。冒頭「交通事故」「記憶喪失」という単語から、先日これも日記で「マルホランドドライブ」観たと書いてたのが頭をよぎりました。が、一通り観終えた後は、こうした「アイデンティティ喪失物」のエポックである「シンデレラの罠」を思い出しましたね。まあ、あれは狂的なところはないし、お芝居のほうは二重人格ネタも絡めてありますから、もっと近いシチュエーションのお話が他にありそうです。
つって元ネタ探ししてもしょうがないんですが、麻恵ちゃんがどういったあたりのものにインスパイアされてこの話作ったのかちょっと興味涌いたので。
 他の演者さんのものに比べ、おそらく時間的にやや長目だったのですが、にもかかわらず動きが少ないのでもうちょっと色々変化つけてみても良かったように思います。もしくは脚本もうちょっとシェイプするか。
 動きが全体に少ない分、ラスト事故に遭うシーンでの演技は絶叫含めてインパクト強かったですし客席に向けての独白も凄みありました。サイコ系の役柄ってのは役者さんには人気があると聞いたことがありますが、やはり麻恵ちゃんもこういうの演ってみたいと思ってたのでしょうかね。かなり熱が入ってた印象です。ライブの練習も同時進行だったはずで大変だったと思いますが、お疲れさまでした。
 今後また、って機会があるなら、毎回ジャンル変えて演技の幅広げてってもらえると良いかと思います。

 やり終えてホッとしたのか、終演後の舞台挨拶でカミカミだったのはご愛嬌ってことで。(笑)

♪ 戻る

topprofile actress unit gravure event |  BBS LaLa♪Lu |